about 浄智寺
鎌倉五山第四位の浄智寺は、鎌倉五山第一位の建長寺、第二位の円覚寺や「縁切寺」東慶寺等々と同じく、北鎌倉エリアの鎌倉街道(県道21号線)沿いにあります。
1281(弘安4)年の弘安の役(第二回元寇)後に出家・急逝した北条宗政を弔うため、同年に宗政夫人及びのちの鎌倉幕府第10代執権・北条師時(宗政実子)が創建しました。
北条宗政は、第五代執権・北条時頼の三男かつ第八代執権・北条時宗の実弟だったという得宗家の嫡流であり、盛期の鎌倉幕府の中枢にいた人物の一人です。
開山に招かれたのは南州宏海だったものの、実際の開山は師に当たる大休正念と兀庵普寧に譲られたことから、開山者にはこの3人の名が挙げられます。
山号は「金宝山」です。
現在浄智寺では北条宗政が祀られていますが、父・北条時頼の墓所は明月院に、実兄・北条時宗の墓所は円覚寺に、それぞれ置かれています。
◾️関連リンク
Guide
- 【鎌倉街歩き/街歩きと鎌倉史】鎌倉五山と五山・十刹、山号の歴史(五山のルーツと成立、開山・開基)
- 【鎌倉街歩き/鎌倉三十三観音】明月院(JR横須賀線北鎌倉駅下車、あじさい寺)
- 【鎌倉街歩き/鎌倉五山第二位】円覚寺(JR横須賀線北鎌倉駅下車すぐ)
Info・参考資料
- 浄智寺公式サイト
- かまくら春秋社「鎌倉の寺小事典」(平成13年6月27日)
浄智寺・境内
総門、山門と鎌倉の秋

浄智寺の境内はJR北鎌倉駅から徒歩圏内にあり、かつ江ノ電バスのバス通りでもある鎌倉街道近くに位置してはいるのですが、

そこにあるのは「開かれつつもかつての静寂が残された一帯」です。

総門付近からバス通り方向を振り返っても「山のお寺の境内」を感じさせられます。

総門が掲げているのは「寶所在近」の文字で、円覚寺を開山した無学祖元の筆とされていますが、『「仏を信じ、修行を積めば心の平穏が得られる」という仏の教え』を意味しています(※)。

総門からさらに進み、

山門へ。

紅葉が華やかに色づいている様子は、山門へ続く階段からも確認できますが、

境内に入った後で改めてお寺のスケールを実感出来るあたりは、鎌倉五山第一位及び第二位の建長寺・円覚寺とも共通の個性です。
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Info・参考資料
- ※:浄智寺公式サイト “境内案内“より引用
鎌倉江の島七福神・布袋尊

浄智寺は、鎌倉江の島七福神の布袋尊に選出されています。布袋尊の像は境内やや奥に位置しています。

近寄ってみてみるとよりハッキリと、お腹の黒光りが目につきますが、かつての住職さんの発案から、布袋尊のお腹を触ると元気をもらえる(だから触っていってくださいね!)ということになったようです。
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Info
- 鎌倉観光公式サイト “鎌倉・江の島 七福神めぐり“
浄智寺・御朱印

御朱印は、本堂付近の朱印所にて、拝観後に入手可能です(500円、9:00〜16:30)。

