about 長寿寺
沿革
長寿寺は「北条氏」の跡が目立つ北鎌倉界隈では珍しく足利氏に由緒があるお寺で、建長寺や浄智寺の入口にも面している県道21号線(鎌倉街道)沿いに山門への入り口があります。
1336(建武3)年、室町幕府初代将軍・足利尊氏が旧邸宅跡に創建しました
「長寿寺」の寺院名は足利尊氏の関東での法名に由来し、開山は臨済宗の僧である古先印元です。
尊氏の死後にはその菩提を弔うためとして、初代鎌倉公方の足利基氏(※1)が七堂伽藍(※2)を建立したと言われています。

境内すぐ横には鎌倉の七つの切通(※3)の一つにあたる亀ヶ谷坂の切通へとつながる坂道があるなど、
「かつて」と「今現在」が交錯する環境下にあります。
◾️関連リンク
Guide
- ※1:室町幕府を興し、長寿寺を創建した初代将軍・足利尊氏の実子です。
- ※2:法堂、仏殿、山門をはじめとする、禅宗の修行に必要とされる七つの施設を指します。
- ※3:鎌倉の「七つの切通」とは、古来より鎌倉にある(山腹を削って作った)七つの道のことで、鎌倉七口と呼ばれます。南部が相模湾に面し、他三方を山に囲まれた地形を持つ鎌倉の交通では、かつては「七口」が必須のものとされました。
- 【鎌倉街歩き/鎌倉五山第一位】建長寺(長寿寺、鶴岡八幡宮傍)
- 【鎌倉街歩き/鎌倉五山第四位】浄智寺(JR横須賀線北鎌倉駅下車)
Info
拝観は期間限定
長寿寺は通年公開ではなく、毎年春(4月~6月)と秋(10月第一週~12月第一週)の期間限定、かつ雨天中止という条件下で公開されています。
長寿寺・境内
山門・本堂

紅葉に囲まれた山門の奥に本堂が見えていますが、

本堂と、そのとなりにある小方丈は、共に参拝・見学ルートに含まれています。
小方丈と枯山水

境内の中心部にあるのは書院造の小方丈、および枯山水の庭園です。

バス通りである鎌倉街道からほど近いというロケーションを想像するのがちょっと難しい雰囲気の中、

「かつての鎌倉」を思わせるような世界が広がっています。

純和風の空間に、鎌倉の晩秋がとてもよく合います。
観音堂と紅葉

小方丈の横にあるのは観音堂です。

周辺の紅葉は、

今が見頃です。
足利尊氏の墓

観音堂の裏手には、

足利尊氏の遺髪が埋葬されています。
長寿寺・御朱印

長寿寺自体が春秋の限定公開となっているので、御朱印も開門日・開門時間内(10:00〜15:00/雨天中止、500円)限定で受け取り可能です。

