【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】旧中山道の宿場町・奈良井宿泊

北関東/甲信越/中部

奈良井泊

現代の宿場町

初日の宿泊先は、奈良井宿の「御宿 伊勢屋」でした。

文政元(1818)年創業の老舗旅籠で、元々は「下問屋しもといや」(人馬継立を業としていた「上問屋かみといや」に対する呼称で、いわゆる「問屋とんや」さんのことです ※)を営んでいたようです(公式サイトより)。

築200年の宿舎には冷暖房もWi-Fiも完備されており、「新旧のハイブリッド建築」となっていますが、奈良井宿の夜は宿泊先の如何を問わず早く、日没と共に一日が終わりに向かいます。

月夜の下で外に遊びに出るお楽しみを求めて云々というよりは、まずはゆっくりお風呂につかり、土地の食材をふんだんに使った宿屋さんの料理に舌鼓を打つなど、夕暮れ時以降は宿屋内・客室内での時間がメインとなります。

朝夕二食ともガッツリご当地の食を堪能できるので、よほど夜更かしでもしない限り「寝る前にお腹が空いて眠れなくなった」「どうも朝食が物足りなかった」などとなることもおそらくはないでしょう。

近隣地区にはコンビニやスーパーがありますが、奈良井宿エリアには深夜営業に対応しているチェーン店などはないため、夜間に客室で一杯やりたい場合には、おつまみ共々前もって購入しておく必要があります。

とはいえ、少なくとも旅行の道中であれば、日照時間に準拠した生活リズムが健康的だといえば健康的で、心なしか身体にも心にも優しく伝わります。「明るすぎない夜」も心地よく、「現在の中山道の宿場町」を感じさせられました。

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Guide

  • 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】旧中山道の宿場町、奈良井宿(JR中央本線、奈良井駅傍)
  • 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】旧中山道・奈良井宿 -上問屋資料館(国指定重要文化財)-(※)

Info

夕食・朝食

食堂は結構広く(写真は、翌朝の朝食前の一枚です)、

旧宿場町時代を思わせる雰囲気に満ちています。

宿泊日には国指定重要文化財となっている二軒の古民家(上問屋資料館、元櫛問屋中村邸)の他史跡を中心に宿場町を巡ったので、その余韻の中での食事となりました。

ご当地の食材がふんだんに使われた食事は、分量も多めです。

特にクセが強いメニューもなく、どれもおいしいものばかりで、満遍なく楽しむことが出来ました。

ここでしっかり食事をとっておけば、夜中にお腹が空くというようなことは恐らくないかと思われますが、どちらかというと心配すべきはむしろ分量的に食べきれるかどうかの方ですね。

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  • 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】旧中山道の宿場町、奈良井宿着(JR中央本線、奈良井駅傍)
  • 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】旧中山道・奈良井宿 -元櫛問屋 中村邸(国指定重要文化財)-
  • 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】旧中山道・奈良井宿 -上問屋資料館(国指定重要文化財)-

夜の旧街道

奈良井宿の夜

改めて、この日は18きっぷ旅の初日でした。

早朝スタートの後、延々続いた乗り鉄旅の先で、気持ち駆け足気味に奈良井宿へ。

色々観て回るには滑り込み気味である夕方前に現地到着後、最低限見て周りたい施設を時間ギリギリまで回った後でお風呂に入って夕ご飯を堪能すると、その後は客室でのまったり時間に突入しました。

この日1日の行程の振り返りと明日の予定チェックがひと段落つくと、徐々に訪れることになるのが寝落ちタイムです。旅の道中では割と好きな時間でもあるのですが、さすがに「このまま朝までお休み」はもったいないよねと心底思っていた緊張感が効いたのか。

幸運にも小一時間程度で目を覚ますことが出来たので、そのまま夜のお散歩へ赴くことにしました。

旧中山道の夜

いざ、夜の奈良井宿へ。昼間の賑わいが頭の中に残っているとやや寂しい印象も受けますが、空を見上げると星がとてもきれいでした。

点在する門柱灯や提灯などの明かりを借りつつ、ISO感度を4桁に設定し、シャッタースピードは思い切り遅く。限界まで光を拾い集めてデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)で撮影すると、「眠りにつきつつある宿場町」のエモい空気を画角に収めることが出来ました。

この時間帯、スマホカメラに収めた「夜の宿場町」は、ほぼ闇の中でした。

実際には写真から伝わるイメージほど真っ暗ではなかったのですが、この暗さが日没後の雰囲気をうまい事伝えているように見える部分は無きにしも非ず。

こちらはデジイチで撮った写真ですが、デジイチの写真とスマホの写真を足して二で割った位が実際の明るさに近かったように記憶しています。

昼間の活気を思い返しつつ、眠りにつき始めた奈良井宿をしばし歩いた後、

再び御宿へ。都合30分程度の夜の散歩となりました。

単に奈良井宿の夜が薄暗いというよりは、都心の夜が明るすぎる部分もあるのでしょう。

改めて「都会の夜」のあり方を考えさせられてしまう時間でもありました。

奈良井宿の朝

夜さんぽと、それに続いた軽めの晩酌の後は早めに就寝し、迎えた18きっぷ旅二日目の朝。

夜は早い時間に真っ暗になった宿場町でしたが、その分、早い時間から爽やかな朝日が映えていました。

朝食前には晩夏の朝日の中の散歩時間を楽しむことも出来たという、ゆとりあるスタートで始まった一日ではあったのですが、既に朝夜涼しくなった高地で迎えた朝の時間はまた、「一本逃すと次は2時間後」というローカル線ダイヤに若干急かされる時間でもありました。

そんなこんなで朝食後はリミットタイムを待たずにチェックアウトし、荷物を持って再び奈良井駅へ。

前日初めて見た駅前風景とも、今朝でひとまずのお別れです。

まだまだ名残惜しい気分の中、奈良井宿を後にしました。

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