四日目・五日目(最終日)の行程
青春18きっぷの旅、四日目は弥彦神社の最寄駅、JR弥彦駅スタートです。
- 弥彦駅から弥彦線・越後線を乗り継いで新潟駅まで
- 新潟駅からは信越本線、ほくほく線(三セク鉄道)、上越線を乗り継いで越後湯沢駅まで
越後湯沢駅で一泊(今回の旅の最終泊)した後、5日目は上越線・高崎線etcと乗り継いで、横浜まで。
2日目以来の長距離移動となった四日目の後は、余韻を楽しむ形で「18きっぷ旅・最終日」の行程を進みました。
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- 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】横浜から東京、山梨、長野経由で新潟へ(初日/2日目全行程)
朝の弥彦駅

弥彦神社参拝やロープウェイ乗車、御神廟詣で、さらにはその後の街歩きや宿泊先・みのやでの時間などなど。短いながらも満足度の高い時間を過ごせた今回の「弥彦詣で」は、過ぎてしまえばあっという間の時間でした。

この日は前日までとは打って変わって、朝からあいにくの空模様で一日が始まりました。

降ったり止んだりの時間の中、新潟駅行きの折り返し上り弥彦線を待つことに。
雨の弥彦駅ホームも心なしかどこか物寂しく見えましたが、

駅から望める弥彦山、山頂付近には霧がかかっているようです。

前日の往路が早くも懐かしく思い出されますが、昨日の終点弥彦駅は、今朝は始発の弥彦駅です。

やがて弥彦線が到着し、今回の18きっぷ旅の最終盤、最終日前日の旅がスタートしました。
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- 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】弥彦線・弥彦駅より、越後国一宮・弥彦神社へ
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越後湯沢へのローカル線旅
新潟駅発、信越本線、ほくほく線、上越線乗車

弥彦駅からの移動で新潟駅に到着後。
ここから先は、いよいよ最終目的地が横浜駅となる上り線の旅です。
仮に新潟駅から上越新幹線に乗るプランであれば、東京駅までの所要時間は2時間未満。新潟駅での待ち合わせ時間はそのまま旅の終わりに向かうエピローグタイムとなってきますが、乗車そのものが目的であり楽しみでもある青春18きっぷ旅であれば話は別です。
駅で昼食をとり、時間調整のために食後のコーヒーを飲んだ後で、まずは折り返しのスタート路線となる信越本線に乗車しました。
以降、
- まずは信越本線で犀潟駅まで
- 犀潟駅から北越急行ほくほく線に乗車し、六日町駅まで
- 六日町駅から上越線で越後湯沢駅まで
という行程です。
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雨の信越本線

新潟駅発後、直江津駅の二つ手前にあたる犀潟駅までは、今回も信越本線での移動です。
途中停車駅にあたる鯨波駅より先の区間では、二日目の夕刻同様オーシャンビューが車窓を飾ったものの、何分にもこの日は朝からあいにくの空模様でした。残念ながら先日の車窓風景のリピートとはいかず、どこか近づいてくる旅の終わりを意識させられるような時間となりました。
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- 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】日本海ひすいラインと信越本線からのオーシャンビュー
犀潟駅にて、北越急行ほくほく線乗車

曇天の下、信越本線の停車駅であり、かつほくほく線への乗換駅にあたる犀潟駅に到着しました。

「北越急行ほくほく線」(三セク鉄道)乗車にあたっては、18きっぷは使用できません。日本海ひすいライン同様に、別料金が必要となります。

かといって、首都圏の私鉄・三セク鉄道のように、駅舎もしくは改札がJRのものと完全分離しているわけでもありません。
一見したところ首都圏にもありそうな駅舎とホームには、JRと三セク鉄道の運営が混在する形となっているように見える部分があります。
ほくほく線の犀潟駅にも、ひすいラインの直江津駅にも、どちらにもJR駅との間の線引きにファジーな部分が存在していますが、この辺りは首都圏でいうなら私鉄や三セク鉄道同士の乗り入れに近い感じです。入線してくるほくほく線の車両とは18きっぷ旅二日目の直江津駅以来となるご対面ですが、これはほくほく線が信越本線(犀潟駅・直江津駅間)に乗り入れているために起こったことです。

ひすいラインもそうだった記憶がありますが、ほくほく線の車内には、路線バスでしばしば見かけるタイプの料金表示が用意されていました。

車内には、イベント列車・ゆめぞら号の広告も出ています。
ゆめぞら号は、沿線の観光に力を入れているほくほく線にて毎週日曜日に運行されている、「トンネルの中を通る度に天井に映像が流れていく」という特別列車ですね。

ほくほく線乗車時にも、やはり車窓の向こうの風景には目を惹かれました。

ほくほく線は国内屈指の穀倉地帯に通された路線であり、一面の田園風景の中を進むのですが、そこには海沿いを走るひすいラインとは好対照な魅力がありました。
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- 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】日本海ひすいラインと信越本線からのオーシャンビュー
Info
- ほくほく線公式サイト “沿線観光情報“、”ゆめぞら号“
十日町駅へ -夕食途中下車-

晴天であれば沿線でいくつか寄ってみたいところがあったのですが、残念ながらあいにくの天気だったということで、沿線での夕食の予定のみが残る形となりました。

旅行二日目に直江津駅で見た「越乃Shu*Kura」の駅名標にも再びお目にかかることが出来ましたが、この日最後の途中下車駅兼乗り換え駅となった十日町駅まで。

JR飯山線ホームの柱にさびのような痛みがあるのがわかりますが、恐らくは冬季の降雪によるものですね。

改めて、この日の空模様ですが、ほぼ一日雲が垂れこめ、ボチボチ降り続ける雨が時折強くなるといった状態でした。
遊びの用事や急ぎでない用事であれば外出をためらってしまうような一日で、「1時間に42ミリ」の容赦ない土砂降りも、タイミングの悪いことに十日町駅下車とほぼ同じタイミングで訪れました。
「まぁ、こういう日ってあるよね」という感じでしょうか。

プランの中止や予定変更なども含んだものの、「十日町での夕食」だけはプラン通りだったということで、無事天ぷらそばにありつくことが出来ました。

アユの塩焼き共々、「現地産」がとてもおいしかったです。
十日町駅発、最終泊地の越後湯沢へ

食後、改めて降り立ったほくほく線・十日町駅のホームにて。

行先案内や駅名標から伝わる駅名・路線表示は、旅行者である自分にとっては明らかに旅先のものですが、反対に駅ホームの作りや雰囲気自体は既視感の塊でした。
そんなこんなで、ホームで電車待ちを始めた時点で「旅先感」がやや薄れた記憶があるのですが、

今回の18きっぷ旅でも前日朝に体感した、旅先ではしばしば訪れる類の刺激ですね。

写真では「空いてる駅」感が出ていますが、それは人が少ないところを狙って撮っていたからで、実際には学校帰りの中高生と思しき生徒さんたち、会社帰りを感じさせる人たちで、割と混んでいました。

結構な土砂降りの中、十日町駅のホームにほくほく線が到着。この日は結局、一日中こんな天気でした。

電車はやがて十日町駅から6駅目、この日の目的地であるほくほく線の越後湯沢駅へ。

「この日の目的地=今回の18きっぷ旅の最終泊地」ということで、刻一刻近づいてくる旅の終わりにちょっとしたさみしさを感じた瞬間でもありました。
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- 【19年青春18きっぷの旅/2026リマスター】「雪国」の宿「高半」と湯沢町歴史民俗資料館
曇天の越後湯沢発

明けて最終日。越後湯沢駅から先の行程は、
- 越後湯沢駅から高崎駅まで上越線乗車
- 高崎駅から先は、横浜駅まで湘南新宿ライン(高崎線からの直通運転)乗車
です。いよいよ、今回の18きっぷ旅も残すところあとわずかとなりました。

「18きっぷ旅らしい、残りの乗り鉄時間」は、今回のプランでは実質高崎駅まで。
ですが「より、らしい濃さ」を求めるのであれば、群馬側で上越線の中核駅となっている水上駅あたりまでとなるのでしょうか。
いずれにしても、越後山脈を越えると沿線風景や体感距離はいよいよ南関東エリアに近づきます。
長いようで短かった、短いようでいて色々なお楽しみもあったという「上信越青春18きっぷの旅」も、ぼちぼちエピローグタイムとなりました。
上越線乗車 -18きっぷ旅、エピローグ-
スキー場エリアの晩夏

越後湯沢駅を出発後、電車は夏場でありながらスキーシーズンの姿を思わせる一帯を通過していきます。
「岩原スキー場前」駅から、

越後中里駅へ。

この付近には、ひところ結構話題になった記憶がありますが、かつてブルートレインの車両として使われた車両を使った無料休憩所(ブルートレイン中里)も用意されています。

「スキー場だらけ」を思わせる一帯を過ぎると出てくるのが「国境の長いトンネル」を抜けた直後の駅であることでお馴染み、土樽駅です。上り電車に乗車している場合、反対に「国境の長いトンネル」へと入っていく直前の駅にあたります。

線路沿いを流れている魚野川は、鮎やヤマメといった川魚のみならず、鮭の遡上が見られることでも知られています。
この川が視界から消える時はまた、新潟とのしばしのお別れの時でもありますが、土樽駅より先電車は谷川岳下へ。下りホームが「日本一のモグラ駅」となっている土合駅を経由して、次の乗り換え駅である水上駅方面へ進みます。
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JR水上駅着

上りホームは地上階にあるという土合駅から水上駅までは、わずか二駅です。

ほどなく高崎線乗車前最後の乗換駅となる、上越線の水上駅に到着しました。

昭和の面影を残したローカル駅風佇まいが旅情を誘うことでもお馴染みの駅ですね。
こと現実の運行ダイヤに目を向けた場合、長岡駅発の上越線上り全便のおよそ半数程度は越後湯沢駅/越後中里駅まで、いわゆる「魚沼エリア」内で運行されています。そのため、もともと新潟県側から越後山脈を超えて水上駅まで進む上越線の本数はかなり少な目(1日数本程度)となっているのですが、その数少ない「越後山脈越えの上越線」も、全て水上駅止まりとなっています。
これに対して「水上駅から」の上り上越線については、水上駅が「大都市(この場合は東京)近郊区間」(後述)の境界駅に位置付けられていることもあってか、話は少々変わってきます。
水上駅は、制度上栃木県の黒磯駅(宇都宮線、東北本線)や日光駅(日光線)などと並んで「近郊区間最北端駅」の一角を形成しており、「水上駅発・上り上越線」の営業本数も1時間に一本程度と、「水上駅まで」の本数と比べておよそ倍増します。
谷川岳を越えたとはいえまだまだ「国境」付近の風情が残る水上駅を境として、静かに「大都市近郊」での移動が始まる形ですね。

水上駅を含む「みなかみ町」として見た場合、「町内」にはまだまだぼちぼちスキー場も存在しますが、雪国的な風情も、この先の区間では停車の度に薄れていきます。
沼田市を超え、さらに渋川伊香保エリアあたりまで南下すると、冬季の降雪もこの付近でほぼ打ち止めです。
水上駅を出発し、高崎駅へと向かう上越線車内から望める晩夏の車窓風景も、徐々に旅の終わりを感じさせるものへと変わっていきました。
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東京近郊区間と水上駅
以下は、余談として。
「大都市近郊区間」(東京の他、新潟、仙台、大阪、福岡)はJRの前身・国鉄時代以来の制度であり、JR発足後にも随時追加・拡大されてきたというバックグラウンドがあるようですが、この区間内にある駅間移動では、距離の長短を問わず乗車券の有効期間が一日限り(かつ、途中下車不可)とされます。
JRの一般的な長距離移動であれば、例えば、
- 100キロ以上200キロまでなら乗車券は2日間有効
- 200キロ以上400キロまでであれば同3日間有効
など、原則としてキロ数に応じて乗車券の有効期間が延長されます。
なので例えば横浜駅・水上駅間(約192キロ)の移動であれば、本来乗車券は二日間有効(途中下車可能)となるはずなのですが、例外的に「大都市近郊区間」の制度が適用されることになって、区間内の移動ではキロ数に関わらず乗車券は当日のみ有効、途中下車をした時点で無効となります。
区間の拡大は主にSuicaの利用範囲拡大に紐づけられているようで、水上駅についても2000年代に入ってから(2009年以降)、Suicaの利用開始と共に東京近郊区間に含まれることになったという経緯があるようです。
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- JR東日本公式サイト “運賃計算の特例“
